ポーターのキャブレターを分解(前編)

ポーターは加速が悪いです。
新車がどうだったかわからないのですが、踏み込んで一度失速し、そこから加速がはじまります。
なので交差点など、どうしても急加速が必要なときはチョークを引いて一瞬回転をあげる動作が必要です。
昔の車はこんなものだと思っていたのですが、ここ数日、非常に調子が悪くなりました。
アイドルが維持できなくて、アクセルオフでエンストしてしまいます。
吹けあがりはいいのですが、これまでの症状が悪化した感じです。
仮に低速ニードル、高速ニードルがあるならば、低速が詰まっているような感じ。
自動車の気化器はばらしたこのないので、できれば触りたくなかったのですが、仕方ないです。

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エアクリーナーをはずしました。
仕組みはよくわかりません。
気化器は単純に一つのバルブを開いているわけではなく、あちこちにロッドが連結しています。
スロットルワイヤーの先から、ユニバーサルジョイントでオイルポンプへロッドが伸びていました。回転に応じてオイル量を調整しているようです。

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しかしこれらのロッドはクランク室へは伸びていません。ガバナは存在しないのでしょうか?よく分からないまま、気化器がはずれました。

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外せるものはすべて外して、キャブコンで掃除です。

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ガスケットは分厚いので再利用大丈夫でしょう。
当然か、フロートキャブで、ダイヤフラムは入っていませんでした。
分かるのはそれくらい。

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気化器の下にもう一つ部品が。
ここに調整ボルト2本あります。
奥側がおそらくアイドル調整。
締めこんでもエンストするので分解することにしました。
手前は見えているバルブより下(シリンダー側)に穴が通じています。
ということは、回転に関係ない燃料調整でしょうか。
緩めれば燃料が増えます。
あ、ここが緩めたらなかっただけかな、、、、

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