プロバンスでは無いですが、自転車旅行中に偶然通りかかった街です。
まだ寒い時期、荒涼とした岩山の道を、登り、凍えながらくだった先待っていました。
街の、建物の、窓枠の装飾、噴水の装飾、どれもこれも繊細で、
一体この街ななんなのだ!この街で絵を描かないと!とスケッチポイントをさがして
走り回りました。
日もくれかけて、その日の宿もまだ決めていなくて、ちょっと焦ってきた頃
夕焼けが寺院の壁を照らして輝きだして、
ここだ!と描いた場所です。
真ん中のアーチの向こうに小さな噴水があって、
その水で絵の具を溶かしました。