初心者でもプロレベル!大人の塗り絵、色鉛筆を使った本格的な塗り方のコツを徹底解説

「塗り絵」というと、子供のあそび?ヒマつぶし??って思ったりしていませんか?

まずは下の画像を見てください。

どうです?これぐらい塗れると、楽しそうだと思いませんか!?

こんなのムリ!塗り方も分からなければ、そもそも色鉛筆もないし、塗り絵なんか子供の時以来していないよぅ・・・

そんな弱気な感想を抱いた方には、是非、この記事を読んで、塗り絵に挑戦してほしいです。

じつはこの作品、100均で売っている色鉛筆で、30分ほどで仕上げた作品です。

基本のテクニック6つを組み合わせるだけで、ここまで鮮やかに仕上げることができるのです。

塗り絵の最中は周りの声も聞こえず、ただただ無心に、色鉛筆のペン先と対話しながら、自分と、塗り絵の世界にどっぷり浸かれる充実した時間を過ごすこともできます。

是非、この記事を読んで、大人の塗り絵に挑戦してみてください。

テクニック1 陰になる部分から塗る

私の塗り絵は風景画が多いので、影を入れると作品がぐっとよくなります。

この影は、一番最初に着色します。

ここで注意点。影は黒一色では塗りません。

まずは昼間なら濃い青系、夕方を表現するなら、濃い茶色系をお勧めします。

慣れてきたら、他の色で影を着色してみてください。影の色で作品全体の雰囲気が大きく変わって、新しい発見があるかと思います。

ここでは青で薄く着色し、その上から軽く黒で塗っています。

テクニック2 色鉛筆を斜めに、好きな箇所に的を絞り塗ってゆく

下絵でも、見本でも、パッと作品を見た直感で、印象に残った部分や

ここらか塗ってみたい、という個所から塗っていきます。

今回は中央の大きな建物の、赤い屋根が目に留まり、ここからスタートすることにしました。

広い面積を塗る場合は、色鉛筆は寝かして塗ると塗りやすいです。

まずは薄く、色を塗っていきます。

テクニック3 重ね塗りして、深みを出していく

同色系の色を重ね塗りして、深みを与えていきます。

100均の色鉛筆ですと、色数が限られていますので、重ね塗りするチカラの入れ具合で濃淡を調整していきます
重ね塗りをするときは、塗る方向を変えてやると、むらなく仕上がります

テクニック4 下地をぬったら小さい範囲から細部から塗る

これぐらい塗ってくると、エンジンがかかってきて、周りの音も気にならなくなり

すっかり塗り絵に集中しているころかと思います。

屋根の塗り方にも慣れてきたので、今度は尖らせた色鉛筆で強めで屋根を塗ってみます。

小さい範囲から塗ることで、多少はみ出しても後からカバーすることができます。

建物ごとに、塗り重ねる色の種類や、強弱を変えてみて、自分なりのアレンジを楽しんでいきましょう。

テクニック5 グラデーションをつけて華やかさを出す

この画像のような色鉛筆ならではのグラデーション表現は割と簡単にできます。

同系色の色鉛筆を3~4本用意しておき、薄い色から濃い色に塗り重ねていくことで、簡単にグラデーションを付けることができます。

テクニック6 パートごとに仕上げてゆく

ここまでくると、塗り絵ごとき、塗ったらいいんでしょ!!という考えは、もうないかと思います。

手を加えれば加えるほど深みが増すのが、色鉛筆の塗り絵の魅力です。

ですので一気に完成を目指さず、今日はこのパート、この時間はこのエリアを仕上げる、といった具合に、部分ごとに仕上げて行きましょう。

パズルを組み立てるかのように、塗り絵が完成していく様は、塗り絵をしている本人でもちょっとした驚きを感じます。

また、途中経過を覗き見た家族や同僚、友人なんかは、「そんな才能あったんだ・・・!」と驚きの声を上げるに違いありません。

まとめ

いかがでしたか?

時間はかかりますが、まるで塗り絵の世界に入り込んだかのように、無心になって塗り絵を楽しむことができたかと思います。

今回は色鉛筆の技法、技術というよりも、塗り方の順番のコツにスポットをあててみました。

たったこれだけ、6つのポイントを意識するだけで、子供の塗り絵とは全然違う、これぞ「大人の塗り絵」が出来上がります。

色鉛筆のワザはまだまだあります。

また、色鉛筆も24色、36色と多色のものを使うことで、もっと作品に深みを与えることができ、楽しさも、2倍、3倍と膨らみます。

まずは基本の6テクニックを学んで、楽しい大人の塗り絵を満喫してください。

当サイトでは、みなさまの塗り絵作品を募集しております。

ブログ内に発表してもいい、ぜひみんなに見てほしい、そういう作品がありましたら、ぜひ投稿フォームよりお待ちしております。

(投稿フォームURL)

オススメぬり絵
オススメの記事