農機の展示会シーズンも終盤!
あちこちの展示会に行く中で気になっていた手押しの草刈機VIVY(ビビー)。
なんとなく、どんな感じか想像はつくのですが、果たして良いのか、たいしたことないのか、考えても始まりません!
そんなわけで思い切って購入しました。
思い切って、と書きましたが、40cc以上のエンジンがついていて、展示会価格41000円はお買い得だとおもいます。
組み立ては簡単。
写真のように独立した2輪の他、ドラム缶みたいな一輪タイヤもついて来ます。
まずは二輪で組みました。工具なして組めます。
付属品はプラグレンチやスパナなど簡単な工具と安全メガネ、それから簡易混合容器が入っていました。混合容器はナイスですね!
早速使ってみます。
燃料は25:1と指定がありますが、普段使っている50:1でエンジンスタート。
チョークして2回で初爆。そのままチョークを開いて準備完了です。
リコイルはパワースプリングが入っていて軽い力で引けます。
始動性は非常にいいです。ここ、ポイント高いです。
まずは刈払機のように左右に振ってみます。
前後に押し引きしながら刈るのもいいです。
ビフォア アフターをどうぞ。
テストした場所はブルーベリー畑です。
使ってみた感想として、肩掛け式の刈払機より便利で使いやすくて、体への負担が少ないです。
今回テストした場所、普段は畦草刈機AZ650で通路を勝って、株間、株回りは刈払機と2ステップですが、ビビーなら一台ですみます。
こういう込み入ったところは畦草刈機ではハンドルが邪魔だったり、ワイヤーが樹に引っかかったりして使える箇所が限られます。
また、両手ハンドルの肩掛け式では株の下などは刈りにくかったり、エンジンが支柱にぶつかったりします。
通称スパイダーと呼ばれる畦草刈機と置き換わるか、といえば、自走しない点で比較するのはナンセンスかな。
畦草刈機より小回りが利くので今回のような場所ではビビーの方が便利です。
ナイロンコードを使っているので飛散に注意が必要です。しかし大きな飛散防止カバーがついており、刈払機+ナイロンコードより飛散は少ないです。(付属の安全メガネもレンズが折れ曲がっていて、横からの侵入を防ぐようにできています。ちゃんと考えられていて驚きました。)
エンジンが体の前に来るので、結構排気熱が暑いです。50:1の燃料を使っていたので、排気の臭いはそれほど気になりませんでした。
カッター部はナイロンコードが短くなると引っかけ位置がずれてコードが遠心力で飛び出してくる仕組みです。
長く出過ぎた場合は飛散防止カバーについているカッターで余分なコードが勝手に切れる仕組みです。
そして接地部はフリーになっているので、わりと思うように刈れます。
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