ポーター(KBAA)はポイント式の点火システムです。ポイントの接点は消耗するためいつかはポイントの交換が必要ですが、すでに供給打ち切りです。
このポイントを、電子式のポイントに交換して、物理的な接点をなくすことでメンテナンスフリーにすることと、アーク放電をなくしてどの回転域でも確実な点火を実現するというパーツがあります。
特に今、特段不具合はありませんが、供給打ち切りでもあるので、転ばぬ先の杖としてこのパーツ《ignitor》を導入してみました。
作業しやすいようにエアクリーナー、バッテリーをはずしました。
デスビキャップも外しています。
ポイントを外したところです。
ポイントがあったところにignitorをつけます。
ignitorをつけてignitorに付属のマグネットローターをデスビの軸に打ち込んだところです。
デスビ側面、グロメットの下にある部品はねじ山なめてしまい外れませでした。これを外すために気化器も外しましたが、結局外れず、そのままに
気化器はボルト2本で止まっていますが、工具を回すスペースが少なく非常に時間がかかりました。
なんだかんだで2時間ちかくかかりましたが、その殆どは取れないビスを外す工程(結局外れず)でした。これさえなければ30分もあれば終わります。
こんなので果たしてエンジンかかるのだろうか、半信半疑というより、かからないだろうと思いながらセルを回すと、、、
ボボボーン!
一発でエンジンかかりました。
10分ほど、職場から家まで走りましたが驚くほどはっきりとした違いがあります。
1 トルクが増えた
2 排気音が変わった
3 最高速度もあがりそう(色々な意味で怖いので試せず)
エンジン暖まる前に家に着いてしまったのでどれくらい乗りやすくなったかはまた後日ですが、時速60キロからさらに加速が出来そうなエンジンになりました。
そして排気音は明らかに違います。
以前は配管割れもあってバリバリした感じの音でしたが、今はボボボ、ボボボっという感じです。
ほんと、小さな部品を交換しただけて、ここまで劇的に変化があることに驚きです。
明日はコイルも交換してみます。boschのスポーツコイルです。
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