360ccの空冷2サイクルエンジンを搭載した、スバルR-2をスプレーガンで全塗装してみました。
これまで、クルマの全塗装は何度もしてきたのですが、どれも刷毛塗りです。
刷毛塗りは手軽にできるのですが、艶消し塗装になるし、旧車のイベントに参加するとなると、やっぱり光沢のある塗装にあこがれます。
電気のない畑で作業なので、発電機の用意からになりましたが、どうにか無事塗装できました。
発電機とコンプレッサー
畑でガン塗装はあきらめていたのですが、この発電機をみつけて、活路が開きました。
2.8kwのインバーター発電機が6万円!
これだけ容量があれば、コンプレッサーもきっと動く。
コンプレッサーが動けば、スプレーガン塗装ができる。
そういう流れです。
購入した発電機はこちら。
オイルを入れて、ガソリンをいれて、チョークを閉じてリコイルすれば一発で始動しました。
真冬でもスムーズに始動します。
肝心のコンプレッサーですが、アストロの30L 縦型コンプレッサー
100V 1馬力の、一般的なオイルレスコンプレッサーです。
発電機からの供給電源では使用できないってなっていますが、無事動きました。
下地処理
R-2、ぱっとみ綺麗ですが、凹み、傷、錆、穴などあります。
やりだしたらきりがないので、パテであまりにひどいところだけ補修し、エアサンダーで整えました。
紙やすりでやったらすごい時間がかかったと思いますが、せっかくコンプレッサーを購入したので、早速活躍です。
エアサンダーはミニタイプのもの。
これぐらい小さい方が細かいところも作業がしやすかったです。
400番の紙やすりで全体を研いで、水洗いして、マスキング。
シリコンオフでふき取ったら、いよいよ塗装開始です
塗料はペイントワークスで ウレタン2液
スプレーガン塗装の場合、塗料はどこで買えばいいのかわかりませんでした。
ヤフオクでも出ていますが、色が限られています。
いろいろ検索しているうちに、「ペイントワークス」というネットショップが調色もしてくれるようで、使っている人も多く、サイトの説明もわかりやすかったので、こちらで購入することにしました。
ペイントワークス
・プラサフは 2液ウレタンプラサフのロックプラサフ クライマックス
・塗料は2液型ウレタン塗料 パナロック
調色配合サービスを利用し、ポルシェのマイアミブルーを調色してもらいました。
ルノートゥインゴの水色も魅力的で、迷いました。
・クリアーはマルチトップクリヤーQR
スプレーガン・マスクやツナギなど
有機溶剤を使う作業なので、マスクは必須です。
こちらを購入しました。
こういうマスク、意味あるのかな~なんて思っていましたが、つかってみてびっくり。
まったく臭いがしません。
マスクを外すと、すごいシンナーの臭い。
マスクの効果を実感しました。
とてもじゃないですが、マスク無しでは作業できないです。
ゴーグルは手元にあったウインタースポーツ用のゴーグルを使いましたが、これはもっといいやつを使うべきでした。
ガンはこちら
初めてのガン塗装なので、とりあえず安物で。
とくに問題なく吹けました。
あとあると便利なのは、手袋、ツナギってところでしょうか。
実際の作業では
プラサフの場合
プラサフ:硬化剤=5:1なので
1000mlの容器に500ml移して、さらに100ml硬化剤をいれます。
この入れるのに便利な口とか、スポイトとかを用意しておくといいですね。
ホームセンターの塗料売り場にいろいろあります。
その2に続く
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