どうにもこうにも、動噴(動力噴霧機)が必要で、ヤフオクで一台購入しました。
見るからに年代物で、この型番をネットで検索しても該当の商品はみつからない、古いものです。
ロビンエンジンは富士重工業のエンジンブランド?のようです。
先週引き取りに行き(ETC割引を利用してとりにいったので、乗用車に詰め込んで帰ってきました)、早速エンジンを掛けようとしましたが、どこにもエンジンを指導する紐?がありません。
この重たいエンジンの、その重さの一端を担っている大きな円盤が背面についていて、その中心字句に「スタート」とかかれた謎の軸があります。
「手回し始動」のエンジンだったのです。
軸だけあっても、回せなければ意味が無いです。
回す取っ手は、汎用品があるものなのかな(というか、手回しのエンジン自体いまだにあるものでしょうか?)、なんて思っていたら、取っ手を発見。
さっそく回してみることに、、、
が、途中で引っかかって回転できません。
わからん!と悩むこと数分。
側面に意味ありげなレバーを発見。
このレバーを引いておくと、フライホイールを回すことができます。
もしや、この状態でフライホイールをガンガンまわして、レバーを離してみたら、、、
ドドドドド!!
かかりました!
あっけなくロビンエンジンFD33を攻略したと思いきや、
こんなところが膨らんでいる、、、
写真では黒いですがこれは透明のチューブ。なかになにか液体が溜まっています。
チューブを交換したところで、ゴムチューブなんか圧がかかったらまた膨らんでしまいます。
根本的になにか間違いをしているようです。
じつはエンジン始動するのにいろいろいじっているうちに、この白いレバーBを引いたら戻らなくなっていました。
コックAのところに「運転中はコックを閉じてください」と書かれており、このコックを緩めると、戻らなくなっていたレバーBがもどります。
なんどかレバーを操作すると液体が吸気のL字管に注入されています。
なんだろ、なんだろ、わからない!
富士重工業の名古屋営業所に電話をかけて聞いてみたところ、対応していただいた方は親切に
その古いモデルは見たことが無いのでわからないのですが、、、と答えてくれました。
・コックAを緩め、レバーBを操作すると燃料がちょこっと注入され、冬場の寒い時期などにエンジンがかかりやすくするもの
だと思います、ということでした。
対応していただいたS様、ありがとうございました!
たしかにたどっていくと燃料タンクにいきあたります。
OKOK,わかりました。
レバーBを開いたままエンジンをかけたので、チューブがふくらんだのですね。
ところで、赤い屋根つき?の物体はなんなのでしょう?
わかります?
ここが空気の吸入ばしょだそうです。
それしか考えられないと思っていたのですが、油面表示があり、そのとおりにするとL字管をオイルで満たすことになり、意味不明だったのですが、油面表示は赤い部屋のなかだけでの話。
ちなみにディーゼルエンジンはプラグもキャブレターもないそうです。
プラグらしきものが外から見えますが、それはたぶん燃料噴射のノズルでしょう。
また一つ、いろいろと勉強になりました。
追伸
よくわからずレバーBを操作して吸入管に燃料を入れていたため、次にエンジンをかけたとき排気口から煙とオイルが飛び散って大変でした。
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