3年目にしてようやく実ったネオマスカットです。
熟期は9月上旬とのことですが、上の方はもう食べられます。
マスカット味の飴とかは食べたことあるのですが、マスカット自体、よく考えたら食べた記憶があまりありません。
どんな味だっけ?と一粒。
あーこれか、これか。
甲斐路とかウインクとか、うちで作っている他の欧州系とおんなじような味です。
舌がこえてくれば、味の違いが分かってくるのでしょうか。
ブドウの栽培をはじめて以来、欧州系は高級で、病気に弱くて、ベテラン向け、なんてイメージを持っていますが、今年は一部の欧州系を雨よけハウス内で栽培しています。
すると病気でないし、成長早いし、あー雨除けバンザイって感じです。
苗のカタログによると、ネオマスカットは粒の大きさで他に劣るが、味は今でも最一線。摘粒に手間がかかる、とあります。確かに粒小さいし、摘粒もどの程度すればいいのかわからず、こんな状況です。
これでもジベ処理して種なしになっています。
こちらはヒムロッド。
緑がすぎて黄色くなってきました。
かなり食べごろです。
まだ緑が残っている間は、酸味があってなかなか上品な味わい。
これも好きですが、黄色くなるまで待ったヒムロッドもまた格別。
デラに比べると粒が大きくて食べやすいですね。
まだたくさん取れないので、ほとんど子供たちの胃袋行きです。
こんどはスチューベン。
ポツポツの色が付いてきました。
巨峰系もおんなじようにポツポツ色が付いてきています。
この間まで、硬くて、青々していた房に、
紫色の粒を発見した瞬間、時の流れというものを感じちゃったり。
ブドウって、欧州系の新作があれこれ注目を集めているような気がしますが、個人的には露地でも元気に、そしてジベ処理とかなくて楽ちんで、味が濃くて個性的なアメリカ系のブドウが好き。
でもでも、巨峰系のあの、胃にもたれるような甘さも捨てがたい。
なんて自問自答しながら、あちこちつまみ食いの夏がもうすぐです。
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