アディオス、アランネープローしゃん

アディオス、アランネープローしゃんって何語だっけ?
なんて思いながらブドウ園を、背中を丸めながら、とぼとぼあるいています。
(主枝誘引腺にひっかかるので)

いよいよぶどうも終わりです。
もう少し後半の品種があってもいいのかなーとも思うのですが、
いずれはハウスでイチゴを作りたいので、これくらいで終わっている方がいいかな。

7月のヒムロッド、デラに始まった2年目の収穫、すこしずつ前進しているかな。
去年は(生涯で)初めて葡萄を成らせたので、色がついたり、ブドウの味がしただけで感動ものでした。
ブドウつくりは独学で好きなようにやっているので、今年のはじめに、普及所のおえらい様(?)がこられたときは「亜流亜流でなんとアドバイスしたらいいのやら」でした。

去年に比べてよくなったこと。
巨峰系のブドウがちゃんと黒く着色したことです。そして種なし化も!
とくにブラックビートはその名の通り黒々していました。
ピオーネが失敗気味。
摘粒がなっていなくて、混み混み、で粒が小さくなってしまう房が多々あり。
たまに大きな粒があるかと思うと、たいがい種ありです。
種ありと種なしの味の違いはわかりませんが、種が残ると粒も大きくなるものなのかな?

欧州系も軒並み種なし化で食べやすいです。
とくにウインクは子供に人気で、「黒くて、細長くて、種がないの!」とせがまれました。
ネヘルスコールもジベ処理したのですが、こちらはしっかり種が残っていました。
欧州系は大部分、去年実をならすことができなかったので、苗を買って3年目にして、ようやくこういう味のブドウだったのかーと感動の対面?
欧州系ってすぐに病気になって弱々しいイメージがあったのですが、果実は強靭(?)なのですね。
ちょっとやそっとじゃ脱粒せず、いつまでもぶら下げて置けるので。
ただ、どれも摘粒に手間がかかるようで、摘粒の程度がまだわからなかったので(今年はじめて実を成らせたので)どれと小さな粒でした。

そうそう、デラも種なしになりました。
それとデラぐらいの粒で、赤くて、やたら甘くて食べると「わたがし!」って感じのブドウができました。なんだろう。

そんな数々の個人的なドラマを生んだブドウともしばしお別れ。
ぶどうジャム作りに挑戦しましたが、今ひとつ、、、やっぱりそのまま食べるのが一番おいしいかな。

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