2023アイアンマンニュージーランド参戦記 その1 準備編

2023年3月4日にニュージーランドの北島にある観光地タウポで開催されたアイアンマンに出場してきました。

スイム3.8km バイク180km ラン42.2kmというなかなかハードなトライアスロンです。

レースに向けた準備からレースの様子までお伝えします

目次

準備編

エントリー編

アイアンマンのエントリーはアイアンマンのウェブサイトから直接申し込みのほか、旅行代理店経由の申し込みもできるようです。

私は直接アイアンマンのウェブサイトへ申込み、飛行機、宿も自分で手配しましたが、手間を考えれば旅行代理店経由が簡単そうです。

実際滞在中JTBのグループで参加されている方に出会いましたが、アテンダントの方も同行していたので結構うらやましかったです。

Ironma New Zealand ウェブサイト

すでに2024年のエントリーは始まっています。

2024年は3月2日開催です

エントリー費用はNZD 1,150.00(日本円で94000円ほど 2023年3月時点)

飛行機・宿・レンタカーの手配

続いて必要なのが飛行機・宿・レンタカーの手配です

2023年の滞在スケジュール

2023年2月28日 日本出国→3月1日 ニュージーランド・オークランド空港着(現地時間 午前9時)

2023年3月1日 レンタカーでタウポへ移動(約300km 4時間ほど) 同日夕方ホテルにチェックイン(タウポのユースホステル)、バイクコースを試走(30km)

2023年3月2日 バイクコース試走 約100km+タウポ湖試泳 約4km & 受付(アスリートチェックイン)

2023年3月3日 ランコースを自転車で試走してバイクの預け入れ 街中ぶらぶら

2023年3月4日 レース本番  宿を6時半に出てレースは8時スタート。ゴールは21時頃。機材を回収して宿に戻ったのは23時頃

2023年3月5日 午前中にオークランドへ移動 レンタカー返却 空港近くのホテル(ibis)チェックイン 日本入国のためのPCR検査うける

2023年3月6日 午前のフライトでNZ出発、同日夕方成田着

ニュージーランドまでフライトについて

飛行機はニュージーランドエアー一択かと思います。時々セールをやるので、その時に購入しておくのが良さそうです。

私は燃料サーチャージ含めて16万ほど(エコノミー 成田ーオークランド)でした。

行きは満席で結構しんどかったですが、帰りは空いていたので快適でした。

レンタカーの手配

オークランドからタウポまで約300km離れているので国内移動が必要です。

<レンタカーの利用>

これがお手軽でコストも安めです。レンタカー費用(4~5万)なので国内線飛行機より安いのではないでしょうか。

タウポ空港からタウポ市街も結構離れており、宿まで行けるのはメリット大です。

ただし車上荒らしに注意!治安のいいとは言われていますが、日本の感覚ではダメです。実際わたしはフロントガラス割られて車上荒らし未遂にあいました。

レンタカーの保証はフルカバー&駐車中は空っぽにしておきましょう!

<飛行機で乗り継ぐ>

タウポ空港からタウポ市街地(会場)まで結構離れていて、タクシーが必要になってきます。

<バスは?>

NZ内はインターシティーという高速バス網があり、5000円ほどでオークランド-タウポ間を移動できます。が、インターシティーのサイトを見ると自転車の運搬不可となっています。

バスによって自転車可能・不可能があるようですが、タウポ行きはすべてNGでした

<自走は>

もう少し日程に余裕があれば可能です。が、輪行バックやウェットスーツなど機材も多いのでちょっと大変そうです。

25年前にエントリーした際は旅行もかねて自転車で移動しました。

宿の手配

タウポはNZが国を挙げて観光地化を進めているそうです。それでホテルも街中に多数ありますが、11月の時点では結構うまっていました。

ただ、YHA(ユースホステル)は空きがありました。

今回YHAのドミトリー(4人部屋)に滞在しましたが、プライベート区間も確保されおりそれほど苦じゃありませんでした。

何より安い宿泊費。4泊5日で15000円ほどです。

欠点は貴重品の管理ができないこと。食堂にロッカーはありますがほぼ埋まっていて利用できない可能性も。またサイズも大きくないです。あと、南京錠は別途持参必要です。

レンタカーを借りて、クルマに貴重品を置いておくはやめた方がいいです。上でも書きましたが車上荒らし未遂にあいましたので・・・

YHAにはファミリールームもありますので、こちらだと部屋の施錠ができます。

トレーニング編

アイアンマンは

スイム3.8km

バイク180km

ラン42.2km

となかなかハードなレースです。

エントリーを決めたのが11月。冬の間しっかり練習できるとおもっていたのですが、そうはいきませんでした。

自転車乗り向けのアドバイスになりますが

スイム 3.8kmってどうなん?

まず、ウエットスーツを着るので、沈まないです。

ただ、集団で泳ぐのと、足が付かない水深なので言いようのない恐怖感があります。

ま、これはスタートしてしまったらどうにもならないので、1時間30分我慢するしかないですね

私は近所の市民プールで一度4000m泳ぎ、その後は週に2回ぐらい、1000m~2000m泳いでいました。

市民プールの欠点は日によって混んでいると、前の人とつっかえて思うように泳げないことがあります。

あと、スイムはとにかく退屈です。

バイク180kmは?

冬の間シクロクロスが毎週のようにあったので、それをメインに走っていました。

2月になり、流石に長距離走っておかないと、とDHバーを付けて150kmぐらいのライドを数回しておきました。

私は一人で180kmなんて年に1度走るかどうか、です。

コースはフラットと書いてありますが、そこそこ起伏あります。

バイクはロードバイク+DHバー+前のリポジションでしたが、これで十分でした。

わざわざTTバイク用意するほどでもない気がします。

そりゃタイムを狙う選手は別かもしれませんが、完走狙いでしたらロードバイク+DHバーでOKです。

なんならDHバーすらつけていない選手もごく稀ですがいました。

路面状況は良くないと聞きましたが、それほど悪くはないです。今回チューブレス26cで走りましたが問題なしでした。

180km と長丁場なので、28cチューブレスとかもいいかもしれません。

なお、ホイールは前後65mmハイトを使用しました。

DHバーにバーコン(バーエンドコントローラー)やサテライトシフトを付けるべきか?ですが、これも不要でした。

というのも、普段からDHバーで走りなれていないので、この体勢が結構きつく、そこまで変速にこだわる必要はありません。

ラン42.2kmって・・・

一番の問題は最後のフルマラソンです。

幸いなことに、最高のロケーション(湖畔の美しいランニングコース+お洒落な街並み)と10kmx4周なので、10kmを4回と考えれば、少しは気が楽です。

自転車乗りってラン嫌いというひと、結構多いんじゃないか?っておもっているのですが、どんなもんでしょうか。

というのも、自転車は足をとめても進みますが、ランはそうはいきません。

しかも足痛くなるし。関節とか膝とか筋肉とか。

自転車に比べるとダメージが全然大きい気がします。

11月から徐々に走り、20kmぐらいは気軽に走れるようになりました。キロ6分ぐらい(=フルマラソン4時間前半)。

が、11月下旬、ペースを上げたトレーニングもしておこうとキロ5分で走っていたら、ふくらはぎを強烈につってしまいました。

まるで路面から腕が伸びてきて、ガシッと掴まれたかのような。

これ以降、少しでも走るとすぐにふくらはぎをつってしまい、12月、1月と2カ月ランニングは控えました。

2月になり、そろそろと再開したのですが、2日目に再びつってしまい、とても走れない状況。

スポーツが得意な整形外科に通い、レントゲンとMRIまで検査しました。

結果、白い跡が残っており、肉離れみたいな状態なんじゃないでしょうか?ってことでした。

ドクターいわく、走るのやめて、筋トレ(階段でふくらはぎを鍛える)しておきましょう。ってことでした。

というわけで、ランは当日まで封印でした。

案の定、ランのタイムは散々でしたが、一応ゴールできましたので結果オーライです。

ということで普段からランニングしていない場合は、ホント無理せず、キロ6~7分ペースで無理なく、ストレッチとか準備体操とか整理体操とかして、ランに臨みましょう!

自転車ってそこまで気合い入れなくても走れてしまうし、体の負担も少ないので、要注意です!

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